59歳 無職はじめました。

健康寿命はあと20年もありません。社畜からのパートを2020年11月に卒業します。貧しいながらも楽しく暮らしていきます。見切り発車ですが年金開始日までなんとか逃げ切りたいとおもってます。

小さなお葬式を利用しました。

最近 ブログを更新してなかったわ。



芸能人みたいに アクセス数が増えた分だけ
アフリエイトで収入があがる…みたいな事も
やってないし。
ま、日記みたいなものだから、
まったく問題ないんだけど。


実は、入院してた母親が亡くなったのよ。
それで、ブログを書く気にもなれなかったの。


母親は、高齢だし…。
いつかは、お別れするとは思っていたけど
やはり、辛かったわ。


これ「一人っ子 出戻りあるある」だと思うけど
すべてを 自分が決めないといけないのよ。
治療方針・延命処置の有無・葬儀の仕方・葬儀場
・葬儀に呼ぶ人…などなど。


まずは、治療方針ね。
母親の場合は、たちの悪い難病指定の病気だったから
「とにかく 苦しめない事」を第一に考えたわ。
治る見込みも無いのに、苦しめる必要ないから。


母親は自分の姉が、意識がある中、
呼吸器を付けられ、胃ろうで栄養を
昇圧剤で血圧を保持されて 苦悶表情で
一年以上生かされてたのを 見て悲しんでたわ。


だから
「胃ろうや機械なんかは絶対につけないで。
自然に死なせて」と常々言ってたのよ。



延命措置なんか、絶対にNOね。
高齢者の胃ろう造設はヨーロッパでは「虐待」って
言われてるのよ。私も仕事柄、
人工的なものを、沢山付けられて「生き地獄」に
なってる利用者をたくさん見てるからね。


叔母の様に、高額な年金を貰う為だけに 
生かされている利用者は 日本にはたくさんいるわ。
可哀想を通り越して、酷いわね…。
息してるのと 生きてるのは違うと思うけど。


死生観はいろいろあるだろうけど実の親を 
あんな姿になるまで 生かさなきゃならないなら、
私なら、生活水準を落とすわ。


で、葬儀だけど例の「小さなお葬式」で行ったわ。
これは、また別の機会に書くけど
非常に満足した お葬式になったわ。
「小さなお葬式」を利用して良かったわ。
皆んなに勧めるわ。


で、葬儀に呼ぶ人…。
今回悩んだわ。


母親が高齢で母親の友人は殆どが
施設入所してたり、亡くなってるし…。
もともと疎遠な母親の兄弟も亡くなってるし、
従姉妹達とも、昔の金銭がらみもあり、
呼んでも来れないだろうし…。
(母親に借金返済できないだろうから…。)
母親自身も「誰も呼ばなくていい」と生前に
いつも言ってたし…。
そのうえ、ちょうど台風も重なり…。
私の職場は私が休んでる事で大変らしいし…。


な、わけで非常識だけど
結局のところ潔く 誰も呼ばなかったわ。


私の友人達には 落ち着いてから自宅に
お参りに来て貰う事にしたわ。
少数精鋭の心の友、5人ね。


だからお葬式参加者は、私と子供の二人よ。
二人ってどうよ…とも思ったけど
他人に気を使わない事で疲れないし、
ゆっくり 見送る事ができたわ。


我が家の場合は特殊だろうけど
悲しむ気持ちには 変わりないし、
我が家らしいお葬式のスタイルになったわ。
非常に満足ね。


な、わけで パートおばさん忌引き中。
有給休暇ないから、この間は無給…。
だけど、しっかり7日間休みとったわ。
休みを充分とって、悲しみが少し癒たら、
母親の物を少しずつ整理していくわ。


娘の私が、私らしく楽しく生きていく事が
母親にとって 最高の供養になると思うから、
これからもマイペースで 生きていくわ。


ただ、まだ母親が亡くなった実感がしないのよ。
これも、「葬儀直後あるある」らしいけど。